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20世紀以降、鳥類学は鳥類の保全と密接に関連付けられてきました。しかし羽毛の研究はあまり活用されておりません。博物館には多くの標本が管理されておりますが、それらは鍵のかかった保管庫にあるため一般の人が活用する機会はほとんどありません。

人は知っているものだけを愛し、愛しているものだけを守る。
Konrad Lorenz

自分の手で羽根を触り、感じ、調べることができるということは人々が自然と関わるきっかけとなります。公園や庭で羽根を拾い、「これはどんな鳥の羽根だろう」と、子供ならみんな考えるでしょう。極地から極地までの約60,000kmに及ぶ驚異的な渡りを行うキョクアジサシの細長い初列風切から夜に静かに狩りを行えるように特化したメンフクロウの柔らかい初列風切まで、全ての羽根に魅力的な物語があります。羽根をよく観察すると色彩だけでなく、構造や形状、質感、機能、など面白い点に気付きます、そしてその鳥の生活環境について様々なことを教えてくれます。羽根は自然がより身近だと感じさせてくれるものであり、まずは「知る」というきっかけが、自然界の保全に重要な役割果たしています。

Featherbaseは、ドイツの羽根研究者および世界中のコレクターが個人のコレクションを持ち寄り、世界最大かつ最も包括的なオンライン羽根データベースを作成しているワーキンググループです。このウェブサイトでは、何千もの鳥種の羽根を識別・比較し、雌雄や年齢の特徴を調べ、任意の部位の計測値および統計を閲覧することができます。博物館と比べ、Featherbaseはより一般の人々を対象としております。一部の研究者だけではなく、羽根に興味がある人ならだれでもアクセスすることが出来ます。また、Featherbaseは画像やデータの提供および研究プロジェクトへ参加をすることで、科学機関や教育機関などと共同研究も頻繁に行っています。

Featherbaseは完全に独立して活動しているため行政機関との提携はなく、何よりも商業的利益を得ることもありません。我々は非営利団体であり、資金は全て貢献者によって賄われています。本データベースに掲載される羽根やスキンの採取は関係当局の承認を得ており、保護対象種やCITESに登録されている種においてもその採集地の記録を厳重に管理しています。

2027
7770
標本
18085
画像
114024
計測値

最近の変更

新しい標本

Benjamin Großheide が ヒメヤマセミ (Ceryle rudis) 内に標本 10574 を作成しました

新しい標本

Benjamin Großheide が インドシナブッポウソウ (Coracias affinis) 内に標本 10567 を作成しました

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Benjamin Großheide が ムジヒメシャクケイ (Ortalis vetula) 内に標本 10566 を作成しました

新しい標本

Alexander Haase が Wolf-Dieter Busching のために標本 10563 マミジロヨシキリ (Acrocephalus melanopogon) 内に作成しました

新しい標本

Alexander Haase が Wolf-Dieter Busching のために標本 10562 マミジロヨシキリ (Acrocephalus melanopogon) 内に作成しました

新しい標本

Alexander Haase が Wolf-Dieter Busching のために標本 10561 マミジロヨシキリ (Acrocephalus melanopogon) 内に作成しました

新しい標本

Alexander Haase が Wolf-Dieter Busching のために標本 10560 ズアカムシクイ (Tickellia hodgsoni) 内に作成しました

標本の新しい画像

Benjamin Großheide が アンゴラシャコ (Pternistis griseostriatus) 内の 7307に新しい画像をアップロードしました

新しい標本

Dawid Fikus が ダイシャクシギ (Numenius arquata) 内に標本 10559 を作成しました

新しい標本

Dawid Fikus が ダイシャクシギ (Numenius arquata) 内に標本 10558 を作成しました

新しい標本

Dawid Fikus が タゲリ (Vanellus vanellus) 内に標本 10557 を作成しました

ランダムな標本